市役所の仕事内容

市役所はアルバイト(会計年度任用職員)が支えている?!

 

こんにちは、まぁです。

 

市役所では、たくさんの非正規の職員さん(アルバイト)が働いています。

これまでは臨時職員と言われていましたが、地方公務員法の改正により、令和2年度より会計年度任用職員という名称に変わりました。

 

長いし分かりにくいな。。。

 

今回は、このアルバイト(会計年度任用職員)についてお話しします。

位置づけとして色々種類があるのですが、今回は一般事務の補助をする人についてです。

 

 

 

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今の市役所はアルバイト(会計年度任用職員)がいてくれてこそ

市役所には、現在たくさんのアルバイト職員(会計年度任用職員)がおられます。

 

自治体によって違いはありますが、全体の20~30%ぐらいはおられるんではないでしょうか。

今もなお、毎年増えているそうです。

 

市役所に行ってまず最初に対応してくれるのは、アルバイト職員(会計年度任用職員)が大半です。

窓口業務のルーティン的なものは、たいてい対応してくれます。

その結果、正規職員は自分の担当業務に集中して仕事をすることができています。

 

また事務仕事についても、めんどくさい雑務的なことはやってくれますし、能力的にも人によっては正規職員をしのぐほどのものを持っている人もいます。

今や市役所は、この人たちの支えなしではあり得ないと言っても過言ではないと思います。

 

採用されるためにはどうしたらいいの?期間はあるの?

採用されるためには

市役所という公的機関ですので、いわゆる1本釣りで採用することはできません

 

基本的に市役所の広報やホームページに掲載されたり、ハローワークを通じて募集があるので、そこから申し込みます。

 

時期的には、年度始まりの4月が1番多いです。

 

試験ですが、筆記試験があるところは少ないと思います。

面接試験のみが多いですが、業務内容によってはパソコン試験などがあります。

 

給料は安い

給料はお世辞にも高いとは言えません

 

これもまた自治体や職種ごとで違いますが、ベースが正規職員の最低の基本給から算定されますので、時給にすると1000円前後ではないでしょうか?

 

地方公務員法の改正によって、アルバイト職員(会計年度任用職員)への手当が見直されました。

大きいのは期末手当、つまりボーナスが出るようになったことです。

しかし、時間外手当(残業代)のように必ず支給しなければならない手当ではなく、現状は支給すべき手当と位置付けられているようで、確実にもらえるとは言い切れないようです。

 

そもそも官製ワーキングプア対策が、大きな目的の一つだった今回の地方公務員法改正ですが、現実は厳しいようです。

 

僕の私見として、これは正規職員にも言えることなのですが、公務員の性質上、仕事ぶりが給料に反映されにくいです。

人によっては妥当と思える人もいますし、この給料ではあまりにも気の毒だと思う人もいます

 

任期は長くて1年

以前は、1年経つと同じ市役所では続けて勤務できないという決まりもありましたが、現在は同じ市役所、同じ部署でも働くことはできます。

 

しかし、任期は一旦切れるので、再度採用試験から受けなおさないといけません

仕事ができる人であれば、再度採用される確率は高いと思いますが、いちいちハローワークに申し込むところからやり直しなので、めんどくさいです。

 

忙しさは部署によって異なる

忙しさは部署によってさまざまです。

どこが忙しいとはなかなか言えませんが、傾向としては窓口業務が主でお客さんが多い部署は、アルバイト職員(会計年度任用職員)にとっては忙しいのではないかと思います。

 

部署を選べない正規職員とは違い、アルバイト職員(会計年度任用職員)は部署を選べるという点は利点になるので、事前にリサーチできるのであれば、市役所で働いていた知人などから聞けるといいですね。

 

 

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正規職員の仕事ぶりをよく見ている

これは正規職員の方に向けてのお話になるかもしれませんが、仕事にも慣れてくるとアルバイト職員(会計年度任用職員)の方同士で、グループができてきます。

昼休みなどに仲間同士で、正規職員のうわさ話をされていることも多いです。

 

正規職員同士でも、「なぜコイツがこの仕事ぶりでこんな給料もらってるんだ」という思いを持つことはあります。

給料の安いアルバイト職員(会計年度任用職員)なら、なおさらです。

 

アルバイト職員(会計年度任用職員)の方も、辞めれば一市民です。

正規職員の方は、常に見られているという意識を持って、一生懸命に仕事に取り組まないといけませんね。

 

正規職員になるために

僕は常々、市役所の仕事は学歴ではないと思っています。

 

事務処理能力もそうですが、それ以上にコミュニケーション能力や臨機応変さが必要です。

 

アルバイト職員(会計年度任用職員)の中には、大変優秀な人がいます。

正規職員になりたいと思っている人も少なくないと思います。

 

単純に考えれば、その優秀な人を正規職員に転換すれば、市役所にとっても(市民にとっても)これほどいいことはないと思うのですが、なかなかそれができません。

正規職員になるためには、他の人と同じ条件で一次試験から関門を突破していかなければいけません。

すごく優秀で、仕事ができるのが分かっているのに、筆記試験で落ちたり、そもそもの年齢制限で試験すら受けられなかったり・・・。

 

結果、入ってきた頭脳明晰な正規職員は全然仕事ができないなんてことも、よくあります。

 

まとめ

今回のアルバイト職員(会計年度任用職員)についてお話ししました。

POINT
①今の市役所ではなくてはならない存在
②名称は変わったが給料はまだまだ安い
③仕事量は部署によって異なる
④優秀な人でも1年契約が原則
⑤正規職員への転換の道は険しい

市役所の中で、非正規の職員も大変だという話が中心でしたが、正規職員が給料に対して楽というわけでもありません。

やはり、職責や仕事内容の重さも違いますし、アルバイト職員(会計年度任用職員)のフォローを全然しないという声も聞きますが、ほとんどの職員はフォローしています。

 

僕の経験ですが、正規と非正規の関係性がうまくいくと、全体のチーム力はグッと上がるので、貴重な戦力だという認識でお互いを高め合っていってほしいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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