こんにちは、まぁです。
人生にはいろいろな出会いがあります。
そして、人との出会いが自分の運命に大きく影響することもあるかと思います。
今回は、僕が経験した市役所での出会いに関してのお話をさせていただきたいと思います。
体験談のみにはなりますが、きっとみなさんが仕事をされるうえでも参考になるかと思うので、お読みいただければ幸いです。
Contents
現実逃避から市役所の道へ
僕は高卒で市役所に入りました。
特別、公務員という職業に思い入れがあったわけではありません。
僕は、いわゆる団塊ジュニアと呼ばれている世代です。
なので大学受験にしても、三流と言われる大学でも倍率が60倍とかいう時代でした。
そんな中、一応受験生として勉強はしていたのですが、特別頭がいいというわけでもなく、受験勉強にも嫌気がさしていた頃に、たまたま市役所の募集を見つけ、受けてみたら採用されたという感じです。
「どうせ大学に入れたとしても、三流だから卒業後の進路も怪しいし、市役所だったら残業もない感じだからいいかな」
とても不純な動機で、市役所に就職することになりました。
仕事におもしろみを感じない毎日
今から思うと、18歳で市役所に入ったときは、あまりにも世間知らずだったと思います。
実際に市役所の仕事が始まると、まず想像以上に忙しかったことに気づきます。
ほぼ毎日残業でした。
昼間は窓口業務が主で、市民の苦情を電話や窓口で受けます。
それまで、がっつりと接客するアルバイトもしていなかった僕にとっては、市民からの苦情は苦痛で仕方ありませんでした。
仕事の中身についても、若かった自分にとっては小難しく、まったく面白みを感じませんでした。
そして、どんどんやる気は失せていきました。
人事異動が1つのきっかけに
何とか4年続けることができ、初めて人事異動を体験しました。
気分も新たに、少しテンションも上がっていました。
そして異動先で出会った課長と係長が、僕のそれからの人生を変えることになります。
市役所での仕事だけでなく、何をするにも大切にしなきゃいけないものを教わった
このお2人に教えていただいたことは、たくさんあるのですが、その中でも特に大切にしていることが以下の3つです。
①物事の意味を考える
②自分が出した答えに責任を持つ
③一緒に汗を流した仲間は絶対守る(裏切らない)
物事の意味を考える
仕事をするうえで、まず根本的に欠けていたものがこれでした。
これまでの僕は、仕事に対してやる気がないがために、教わったことをただ実行するだけで、疑問に感じたり、やっている仕事が誰のために、何のためにやっていることかなんてことは考えたことがありませんでした。
考えないので、つまらなく感じて余計にやる気が失せていくという負のスパイラルです。
そんな中で異動先で出会った課長と係長は、物事の意味を考えることを徹底的に叩き込んでくれました。
決裁をあげるたびに、僕にその意味を聞いてきます。
最初はめんどくさいなと思っていたのですが、繰り返していくと確かに、これまでやっていたことがおかしかったり、おかしいと思いながらも続けなければならなかった理由があったりするものが出てきます。
その係長は、手取り足取り教えるのではなく、僕に考えさせました。
自分で考えた末に導きだした答えは、忘れることがなく自分の身につきます。
結果として、市役所で行われている事業や施策には意味があることを知り、時代の経過とともに意味が薄れれば、変更したり廃止したりする判断をしなければならないことなどを学びました。
自分が出した答えに責任を持つ
疑問を抱き、調べ、自分なりの答えを出すと、次は上司や市民に対し説明をすることに自信が出てきます。
これまでは、前任者がやってきたことを同じように繰り返してきただけだったのが、自分としての考えがまとまっているので当然です。
一方で自分で答えを出すということは、その答えに対する責任が出てきます。
特に新規事業を始めるときや事業の見直しをするときなどは、担当者にその意味や理由を問われます。
そこで課長と係長は、基本的に助け舟を出してはくれませんでした。
よく言えば見守りだし、悪く言えば放置ですよね。
もちろん、いつでも助けに行く準備はしてくれていたのですが。
結果的に、そのおかげで仕事に対する個人としての責任感につながり、初めて仕事をしていることのおもしろみを感じることができました。
一緒に汗を流した仲間は絶対に守る(裏切らない)
仕事におもしろみを感じ、自信を持ち、責任感も出てきましたが、やはり1人でできるものではありません。
チームとして役割分担をしてやり遂げることが必要です。
その中で1番感じたことは、課長と係長の気持ちです。
あるとき、僕が新規事業の立ち上げの決裁を持ちまわっていました。
そして、最終の決裁をもらう総務部長まで行ったのですが、その部長は僕の説明に納得せず、最後まで決裁してくれませんでした。
それを聞いたうちの課長は、猛ダッシュで総務部長のところへ行き、猛然と抗議し決裁をとってくれました。
課長は課長として、事業の意味を考え、出した答えが僕の考え方と同じだと理解したうえで決裁し、そしてそれを納得しない上司に対して僕と事業を守るために、ともに戦ってくれたのです。
最後に
僕はこのような経験をし、仕事に対する取り組み方がガラッと変わりました。
上司は部下を信頼し任せる、部下は後ろに上司がいてくれる安心感を持ち仕事をする、そして最後はともに仕事をやり遂げる。
このようなチームで仕事をすることが、僕にとっての理想となり、年齢を重ねるごとに自分の置かれるポジションが何かを意識して仕事をしてきました。
本当に大切なことをお2人には教えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさんにも、そのような素晴らしい出会いがあるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。